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塩江温泉・ホタル 高松市中央商工会青年部塩江支部 http://e-shionoe.dreamblog.jp/
2006年04月10日
塩江温知会からのメッセージ
ホタルは光を放つということで、古くから人々の関心を強くひきつけ、親しまれて愛された昆虫です。 しかし、彼等の形態や生活についてはあまり目が向けられず、案外知られていないのが実情です。

ホタルは自然環境良化のバロメーターといわれ、きれいな水、きれいな空気、きれいな土のあるところにのみ発生し、これを飛ばすためには住民みんなで、きれいな自然をとりもどす必要があります。

塩江温知会では1977年(昭和52年)からホタルを増やす研究に取り組み、幼虫を人工飼育し、川に放しています。しかし、人工的に飼育を繰り返すだけでは、本当のホタルの保護とはいえません。 大切なことは、人工飼育された幼虫が、放たれた川に住みつき、自然に増え続けていくことです。 こうなってはじめて保護されたといえるのです。

このことは、まわりの環境をもう一度、以前のようにホタルがたくさん飛んでいたときの状態にとりもどすことと同じです。

ホタル(ゲンジホタル)が生息可能な自然環境は、人間にとっても安定し優れた環境といえるでしょう。

ゲンジホタルが自然に繁殖する環境とは、川にいつも豊富できれいな水が流れていて、しかもゲンジホタルのエサになる大小さまざまな巻き貝(カワニナ)がたくさん住んでいる必要があります。 巻き貝がたくさん住むためには藻類などの植物性のエサが必要です。 さらに藻類は魚が出すフンをはじめ、水中に溶け込んでいる有機質の栄養をとりいれて繁殖しています。だが、もし川底にヘドロがたまったり、有毒な化学肥料や農薬が川に流れ込むと、カワニナやホタルの幼虫は死んでしまいます。 それだけでなく、ホタルを産卵したり、サナギになるためには川岸にコケや、やわらかい土が必要です。こうしてみると一匹のホタルを増やすためには、まわりの環境や多くの生物とのつながりがいかに大切かがわかります。